先日、これから着工するお客様の地鎮祭に参加させていただきました。
これから現場が始まる、という気持ちになり心が引きしまる思いでした。
地鎮祭には何度も参列しておりますが、おごそかな雰囲気がとても好きです。
よくお客様に「地鎮祭を行った方がよいのでしょうか・・・・?」という質問を
受けますが、結論はしてもしなくても構いません。
そもそも地鎮祭の意味とは・・・・工事に先立ち、土地の神を祝って敷地を清める。
工事中の安全と建築物が何事もなく末永くその場所に建っていられることを願う
為の儀式です。とこしずめの祭りとも言います。
宗教的な意味や神仏の信仰というよりは、家は一生に何度も建てるわけではないので
おごそかな行事、そして節目のイベントとして地鎮祭を行うのも良いのではないでしょうか。
先日の地鎮祭の時に施主様が一言「ついにここまで来ました・・・」。
土地探しから資金計画、土地契約、融資の申し込み、間取りの打合せ、仕様や色の打合せ・・・・
お会いしてから1年近くの月日を神主さんの祝詞を聞きながら思い出しました。
わたしも「ついにこの日を迎えた・・・」と感慨深く思うと共に、いよいよ始まる
工事に対し気を引き締めなくては、と気合が入りました。
因みに地鎮祭の費用の相場は35000円、その費用以外お客様がご用意するものは
ありません。