3月に入りましたが、また雪が降りましたね。
驚きでした!
朝起きて、窓を眺めると・・・・
な・・な・・なんと雪が積もっている!
早く春が来て欲しいですね。
ところで、建築において、窓は非常に重要な設備です。
雪見障子という言葉を聞いた事があるかと思います。
諸説あるかと思いますが、
近年、少なくなってしまった和室につける事が多いと思います。
畳の上に座り、雪見障子を開けると、
目線の低い部分が切り取られて、お庭景色を見ることができる。
それは横長に区切られた日本画のような美しさ。
普段、直立で生活している私たちには新鮮な景色、低い目線から、窓を額縁に見立てた美しい装置。
日本人の「座」の文化はすばらしいです。
座の世界では、普段感じられない音、光、風・・・身近に気づくことができる。
四季折々の風景を、座って落ち着いて感じることができる。五感に感じる。うーん。ナイスですね。
この開口にしんしんと雪が降り積もると、なんとも風情がありますよね。
なんだか新築の洋間でもこんな設計を取り込めそうですね。