家具の中で椅子を選ぶ際、ソファやダイニングチェアは多くの方が気にされるアイテムですが、
意外と注目されないのが、一人掛のチェア(ソファ)だと思います。
今回はその中でも代表的な物をいくつか紹介します。
・エッグチェア(アルネ・ヤコブセン)・・・・ 1958年にホテルのラウンジに設置する為に作られたイスです。包み込むような座り心地良さと、丸みを帯びたデザインが特徴です。
・バルセロナチェア(ミース・ファン・デル・ローエ)・・・・ 1915年の バルセロナ博覧会で、バルセロナ・パビリオンを設計し、その際スペイン国王をお招き するためにデザインされた椅子。椅子の王様とも言われています。
・パイミオ(アルヴァ・アアルト)・・・・ 1930年頃にフィンランドのパイミオにある療養施設のためにデザインされたもので、座面と背もたれが一体型の成形合板でできています。
・LC4(シャルロット・ペリアン)・・・・ 1928年に建築家ル・コルビジェのアトリエで進行していたチャーチ邸の為にデザインされたもので、身体のラインに沿ったクッション入りの座面が非常に快適で、別名「カウボーイチェア」とも呼ばれています。
・ハイバックチェア(ブルーノ・マトソン)・・・・ 1974年に天童木工から日本人の 為の快適なイスのデザインを依頼され、畳の生活と日本人の体形に合う椅子です。
・チーフティンチェア(フィン・ユール)・・・・ 1949年にデザインされたもので、フィン・ユール自身が自宅の暖炉の前でくつろぐ為に デザインされたと言われています。
残念な事に当社で販売はしておりませんが、
一人でゆっくりくつろぎたい時、お気に入りの映画を見るとき、読書に集中したい時など、
このような素敵な椅子をリビングや書斎に一つ置くのも良いと思います。
「この椅子に似合う家を建てたい!」
なんて考えて建てる家も、それはそれで有りなのかもしれませんね。