中古マンションを購入してリノベーションしようとした時に
ローン控除が受けられるかどうかというのは気になる所ではないでしょうか。
住宅ローン控除を受けられる中古住宅の条件は
①床面積が50㎡以上で築25年以内の耐火建築物(鉄骨造・鉄筋コンクリート造などの住宅)
②床面積が50㎡以上で築20年以内の非耐火建築物(木造などの住宅)
です。
マンションは一般的に木造ではないので
①の築25年以内となるんですが、
築年数25年以上だから住宅ローン控除が受けられないという事でもないんです。
①耐震基準適合証明
②建設住宅性能評価
③既存住宅瑕疵保険
のどれかがあれば住宅ローン控除を受けることができます。
この中で現実的に取得しやすいのは
既存住宅瑕疵保険です。
確認申請の日付が1981年6月1日以降(新耐震基準の施工)であれば
既存住宅瑕疵保険の検査基準に適合した住宅はローン控除を受けることができます。
検査に費用はかかりますが、
10年間の住宅ローン控除を考えれば、やる価値はあるのではないかと思います。
気をつけないといけないのは
「引渡しの前まで」に既存住宅瑕疵保険の付保証明書が必要
という事です。
↓本文とは関係ありませんが
八軒の建売住宅の洗面台です。
すっきりしたデザインが個人的に好きです。