新築時にはよく地鎮祭をします。
作業をする前に、その土地のケガレを清め祓って、土地に宿る神霊を鎮めるためで、
作業の安全祈願のお祭りです。
その際に、盛り砂や四方に塩を撒きます。
なぜ塩を撒くのか?
日本人は古来、塩には不浄やケガレを祓い、清める力があると考え、神聖な場所に供えたり、
用いたりしてきました。
そもそも、塩は人間が生きて行く上で必要ミネラル。
昔の日本人にとっては貴重なものだったんですね。
塩は物が腐敗するのを防いだり、漬ける事で長期保存を可能にしたり、
よって不思議な力があると考えられていたようです。
古来から現代まで、塩の不思議な神通力は変わっていないんですね。
いざ、地鎮祭!