リヨ流、家づくりの進め方とは?
リヨ・デ・ホームでは、お客様それぞれのライフスタイルやお好みのデザインに合わせて、笑顔あふれる家づくりに力を注いでいます。では具体的に、それをどのように実現していくのか。今回は、「CASA×LABO(カーサラボ)」ブランドで戸建て住宅を手に入れたご夫妻のエピソードを通して、リヨ・デ・ホーム流、家づくりの進め方をご紹介します。空間の印象を変えるアイデアの一例も!
ブランドは「好き」と出会うきっかけ
この1、2年を通して、家時間の大切さに改めて気づかされたという方も多いのでは? 豊かな家時間を実現する住まいのカタチは、ご家族の数だけ異なるもの。その点における柔軟性の高さは、やはり注文住宅に勝るものはありません。とはいえ、まったくのゼロから家づくりを進めると、思った以上に時間を費やしてしまうことも。
そこでリヨ・デ・ホームでは、デザインの方向性を示す複数のブランドをご用意しています。今回ご紹介するYさんご夫妻にお気に入りいただいたのは、現在の主軸にもなっている「CASA×LABO(カーサラボ)」。工場や倉庫などをモチーフにしたインダストリアルデザインを住宅に取り入れ、無骨なヴィンテージ感と住み心地のよさを両立させたブランドです。
Yさんは家を建てようと決めてから、ネットで住宅会社について調べるようになったとのこと。「リヨさんを知ったのも、インスタで写真を見つけたのが最初でした。木の温かみがありながら、アイアンやモルタルなどを組み合わせたCASA×LABOの雰囲気が自分たちにとってジャストなカッコよさだったんです。それからインダストリアルデザインに注目していろいろ探したんですが、やはりCASA×LABOが好きだということがわかりました」。
勉強会と見学で、家づくりのリアルを知る
そうしてYさんは家づくりの相談に来てくださいました。そんな皆さんにまずオススメしているのが勉強会へのご参加です。お住まいのデザイン性はもちろん大切なのですが、それを支える構造や性能面、さらには資金面などを一通り把握していただいてから、間違いのない家づくりをともに進めていきたいという思いで実施している企画です。
「私たちも2、3か月の間に数回参加しました。耐震構造のことなど、それまで知る機会がなかったことをとても細かく教えてくれて、家づくりの重要なポイントがよくわかりました。資金面では産休に入った場合に年収が下がることまで想定した計算をしてくれて、とても安心できましたね」とYさんは振り返ってくれました。
勉強会の期間には、並行してモデルハウスやオープンハウスも見学していただきました。「5、6軒を巡ったのですが、この経験は大きかったですね。空間の広がりや素材の質感をリアルに感じられるので、やはり写真とは全然違います。担当の方の説明を聞きながら、自分たちにとっての間取りや素材の理想形を明確にイメージすることができました」。
ちょっとした工夫でまったく別の空間に
勉強会や見学を経て、Yさんから伝えられた主なご要望は、たっぷり収納できるシューズクローク、玄関と脱衣室をつなぐ位置にファミリークローク、そして2階にフリースペースを設けるというもの。それを受けて作成した最初のプランをご覧いただいた際は、とても喜んでいただきました。「すごい!伝えたことがすべて詰まっている!というのが第一印象でしたね。オープンハウスで『このタイルかわいい』とか『ドアの色がおしゃれ』とか、私たちが発した何気ない一言もしっかり反映されていて、変更点はほとんどありませんでした」。
もちろん細かい部分の変更希望はあり、ご対応いたしました。そのひとつが玄関の床に「HELLO」という真鍮レターを埋め込むというもの。「タイル床にする予定でしたが、途中で知ったこのアイデアを実現したくて、モルタル床に変えてもらいました。とても気に入ってます!」。このほか、玄関とリビングを仕切る壁の玄関側を有孔ボード、リビング側をチョークペイントにしたり、ファミリークロークに室内窓を設けるなど、Yさんとのコラボでさまざまな工夫が詰まったお住まいが完成。同じ寸法の空間でも、素材づかいなどで雰囲気はガラッと変わるものなのです。
「好きなデザインに囲まれて暮らすと気分が上がります(笑)。しかも使いづらいところが全然なくて、おしゃれと実用性が共存しているんです」。今後は庭の整備に着手するというYさんは「ウッドデッキやドッグランなどを設けて、家時間の楽しみ方を広げていきたいです」と笑顔で語ってくれました!