几帳面な仕事をしたいものです。

それがなかなか難しく、几帳面な人を尊敬してしまいます。

特に職人さんや大工さんなど几帳面な仕事の仕上りや丁寧に掃除などをした跡を見ると

その職人さんの人となりを垣間見るというか

「あ・・几帳面な人だな・・ありがたい」

と思って嬉しく思うと共に尊敬の念を抱きます。

そもそも「几帳面」という言葉は建築用語だそうです。

時は平安時代まで遡ります。当時貴族の家は「寝殿造り」という立て方で建てられていましたが、

間仕切り壁は殆ど無く現代で言うパーテーション(間仕切り)で部屋の空間を

仕切っていたようです。その間仕切りは布製の屏風で「几帳」と呼ばれ、

几帳を支える柱の角を様々な形に面取りして装飾を凝らしてそうです。

この面取りの方法を「几帳面」といい、とりわけ正確な技術で狂い無く作ることが

必要とされていた為、転じてきちんとした様、真面目という意味になったそうです。

大きな空間で生活し、必要に応じてフレキシブルに間仕切る。その考え方に賛成です。

「几帳面」が建築用語だったとは意外でした。几帳面な仕事をしたいと思いながら乱雑なデスクで

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