図面をチェックしていてふと気づきました。

普段使っている何気ない言葉には、建築に関係する言葉が溢れているな・・・ということに。

「大黒柱」という言葉やはなんとなく理解できると思います。

「うだつが上がらない」の「うだつ」とは昔の防火壁の事です。

プレカット図面という図面があります。柱や梁などの構造の図面です。

柱の位置などは、例えば縦軸を「い、ろ、は、に・・・」と横軸を「1、2、3、4・・・」

と表すのですが、真っ先に、一番目、最初などの意味「いの一番」はここから来たようです。

「子はかすがい」・・かすがい、は木材同士を繋ぐ建築金物です。

「束の間」はごく短い時間を言いますが、「束」は土台や小屋などを支える短い柱をが由来です。

「羽目を外す」という言葉は諸説あるようですが、羽目とは板並べて張ることを言います。

(羽目板、リヨ・デ・ホームの建物でも良く使用します)

きちんと並べて張った板を外すと台無しになってしまうことから生まれた、という説があります。

白石区中央にあるモデルハウスの羽目板です。

 

忘年会シーズン、羽目を外さないよう気を付けましょう。